NISAを始めてみたけど、 「積み立てたお金、老後にどうやって使えばいいの?」 そんな不安を抱えていませんか?
NISAを始めてしばらく経つと、
「積み立てはできているけど、このお金を将来どう使うかまでは考えていない」
そんな状態の人がとても多いと感じます。
増やし方の情報はたくさんありますが、
使い方については、意外と後回しにされがちです。
この記事では、
NISAでつくったお金をいつ・いくら・どう使うかという視点から、
出口戦略の考え方を整理していきます。
※内容は、新NISA(非課税期間が無期限)を前提にまとめています。
出口戦略をすでにご存知のをある方にとっても、
考え方を整理し直すきっかけになれば嬉しいです。
⚠️ ご注意ください
本記事は2025年12月時点の情報に基づくものであり、記載内容は個人の見解です。投資判断を目的としたものではなく、特定の金融商品・投資手法を推奨する意図はありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。
この記事で学べること
- 定額・定率の取り崩し方
- 暴落時の対処法
- 家計とのバランスの取り方
- 新NISAと旧NISAの出口戦略の違い
NISAで教育費と老後資金をつくりたい方に、ぜひ知ってほしい内容です。
1. 老後資金の出口戦略とは?
なんとなく不安の正体
こんな方、いらっしゃいませんか?
- 貯金もNISAもやってる
- 積み立てもコツコツ続けている
- それでも、なんとなくモヤモヤが残っている
SNSでは「○万円貯めました!」「NISA始めました!」という投稿をよく見かけますが、貯めたお金をどう使うかについて語られることは、ほとんどありません!
老後っていくら必要?
2019年に話題になった老後2,000万円問題を覚えていますか?

あの数字は、夫婦ふたりが年金とは別に必要な生活費の目安です。
ただし、必要な金額は人それぞれ!
- 夫婦でゆとりある老後を送りたい場合は3,000万〜4,000万円
- 倹約して暮らすなら2,000万円前後
- 教育費なども同時に備えるならトータルで5,000万円以上
この金額を見て「ムリかも…」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
実は全部一気に必要ではない
老後資金は65歳に一括で必要というわけではありません。
本当に大切なのは
- 毎年いくら必要なのか
- それをどう取り崩していくのか
という使い方の設計です。
これを出口戦略(取り崩しのルール)と呼びます。
たとえば、3,000万円の資産がある場合、65歳から90歳までの25年間で、毎年120万円ずつ使っていけば、きれいに取り崩せます。
さらに、資産運用を続けながら取り崩すことができれば、資産を減らさずに使い続けることも可能です。
新NISAと旧NISAの違いを知っておこう
新NISA(2024年〜)をお使いの方
- 非課税期間は無期限
- いつでも自由に売却可能
- ライフイベントに合わせた柔軟な取り崩しができる
旧つみたてNISA(2023年まで)をお持ちの方
- 非課税期間は最大20年間
- 期間終了前に売却しないと課税口座に移管される
- 非課税期間の終了時期を確認し、計画的な売却が必要
旧NISAをお持ちの方は、いつまで非課税で運用できるかを確認しておきましょう。
出口戦略があると、なぜ安心?
- 必要な金額が見える化できる → 不安が具体的な目標に変わる
- 毎年の生活費を数字で把握できる → 家計とのつながりがクリアに
- 暴落時の対応方針も決まっている → パニックにならず、待つという選択ができる
つまり、お金に振り回される人生から、自分でお金をコントロールする人生になります。
投資はゴールから逆算
若いうちは「まずは増やす!」という攻めの姿勢も大事ですが、どう使うかを最初から頭の片隅に入れておくだけで、投資のブレはグッと減ります。
出口戦略を知っておけば、暴落への不安も、このままでいいのかという迷いも和らぎます。
2. 2つの取り崩しルール
積立は習慣にできた。でも、使い方は?
コツコツ積み立てて数百万円になったのに、いざ取り崩しとなると手が止まる。そんな声、実はとても多いんです。
せっかく積み立てたのに、切り崩すのは怖い!って方もいますよね。
ここで知っておきたいのが、定額法と定率法という2つの取り崩しルールです。
【参考】4%ルールとは?
取り崩しの話でよく出てくる「4%ルール」について簡単に説明します。
これはアメリカの研究に基づく目安で、以下の条件での話です。
- 米国株式50%・米国債券50%での運用
- インフレ調整後の4%取り崩し
- 30年間で資産が尽きない確率が約95%
⚠️ 日本で適用する際の注意点
・日本の株式市場はアメリカと値動きが異なる
・為替リスクがある
・日本では3〜3.5%程度が現実的との見方も
あくまで参考値として、自分に合った取り崩し率を見つけることが大切です。
【定額法】毎年決まった金額を取り崩す
「おこづかいは毎月●円」と決めるようなイメージです。
たとえば3,000万円の資産がある場合、毎年120万円(4%)ずつ取り崩します。
メリット
使える額が毎年ハッキリしているので、生活設計が立てやすい
デメリット
相場が悪くても同じ額を使い続けるため、資産が減りやすくなることも
つまり、安心感を優先したい人向けの方法です。
ただし、株価が下がったときのために、生活費2〜5年分の現金を手元に確保しておくのが大前提です。
【定率法】毎年資産に応じて取り崩す
使う額を、その年の資産に合わせて変えるスタイルです。
- 資産が減ったら、取り崩す額も少なめに
- 資産が増えたら、ちょっと多めに使える
メリット
景気が悪いときは自然に支出も抑えられるので、資産が長持ちしやすい
デメリット
毎年使える金額が変わるので、家計をピタッと決めたい人には少し不向き
どちらかというと、長くお金を持たせたい人や柔軟に調整できる人向けの方法です。
どっちがいい?
| 定額法 | 定率法 | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 計画的に生活したい | 柔軟に対応できる |
| 安心感 | 高い | 中程度 |
| 資産の長持ち度 | 中程度 | 高い |
大事なのは「どちらが正解か」ではなく、どちらが自分に合うかという視点です。
ライフステージや資産状況に応じて、途中で切り替えてもまったく問題ありません。
お金の出口にルールがあるだけで人生が変わる
- あと5年でこれだけ取り崩す
- 暴落が来ても、この分は現金で用意してある
- 来年は旅行に使えるお金の枠がある
こんなふうに、未来のお金の使い方が見える化されているだけで、使うときの罪悪感や何となくの不安が、スッと軽くなっていきます。
3. 暴落しても慌てない!3つの備え
株価が下がったというニュースを見て、思わずNISA口座を開いたら資産がガクッと減っている。これ、投資初心者のあるあるです。
でも本当に怖いのは、パニックになって今すぐ現金化しようと動いてしまうことなんです。
ここでは、暴落パニックから資産を守るための3つの備えをご紹介します。
1. 現金で備える生活費2〜5年分
暴落時でも取り崩さずに済むように、生活費の2〜5年分は現金でキープしておくのが鉄則です。
たとえば、年に120万円を取り崩す予定なら
- 2年分=240万円
- 5年分=600万円
このお金が手元にあるだけで、株価が下がっても売らずに待つことができます。
過去の主な暴落の回復期間
・ITバブル崩壊(2000年):約7年で回復
・リーマンショック(2008年):約5年半で元の水準に回復
・コロナショック(2020年):約半年で回復(異例の早さ)
⚠️ 回復期間は暴落の種類や規模によって大きく異なります。そのため、生活費の3〜5年分を現金で確保しておくことが重要です。
旧つみたてNISAをお持ちの方へ
非課税期間が20年と決まっているため、期間終了が近い場合は、暴落時でも売却せざるを得ないケースがあります。終了時期を確認し、余裕を持った出口戦略を立てましょう。
2. 暴落時は生活レベルを1段下げる
「いつもは月10万円取り崩してたけど、今月は5万円にしておこう」
この判断が、将来の1年分の生活費を守ることにもつながります。
たとえば、取り崩し率を一時的に4%→3%に下げるだけでも、資産の減り方はまったく違ってきます。
温存したお金がまた資産を生み、数年後には備えとして返ってきます。まさに、お金に働いてもらう感覚です。
3. 追加投資でチャンスに変えるリバランス
暴落時のもうひとつの選択肢、それが買い増しです。
「えっ、下がってるときに買うなんてムリ…!」と思うかもしれませんが、実はここにこそ、資産形成の最大のチャンスがあります。
たとえば
- もともと「預貯金50%・投資信託50%」のバランスだったのに
- 暴落後には「預貯金63%・投資信託37%」になっていた
こういうズレ、実はよくあります。
ここでやることはひとつ、ズレた分だけ、投資信託を買い増してバランスを戻す!
これが、いわゆるリバランスというテクニックです。
これだけで
- 安値売りを防げる
- 底値買いができる
- しかも、将来的には資産の回復スピードも上がる
まさに一石三鳥です。
このタイミングで生活費を取り崩すときも、「資産全体の3%だけ取り崩す」といった定率ルールを守れば、預貯金と投資信託をバランスよく活用しながら取り崩せます。
「減らしすぎない、でも機会も逃さない」これが、暴落時の攻めながら守る出口戦略なんです。
4. 取り崩しながらもお金が育つ?リバランスと複利
使い始めたら、もう増えない?
それ、完全に誤解です!
新NISAの最大の強みは、非課税で運用し続けられること。つまり、使いながらもお金を育て続けることができるんです。
そのカギになるのが、リバランスと複利の力です。
資産配分は「50:50」が黄金比?
投資信託などのリスク資産だけで運用していると、暴落したときに資産がまとめて下がって、お金だけでなく、メンタルまでやられることもあります。
だからこそ大事なのが、安全資産とのバランスを取ること。
たとえば、こんな配分をイメージしてみてください。(あくまで一例です!)
- 預貯金50%(元本保証があり、値動きしない=安定)
- 投資信託50%(値動きはあるけど、増える可能性もある)
この「半分ずつ」の配分をキープしておくことで
- 暴落時のダメージをやわらげるクッションになる
- 資産が下がったタイミングで買い増すチャンスも生まれる
つまり、バランスを取っておくことで、守りながら攻めるハイブリッド戦略ができるようになるんです。
複利を味方につける取り崩し中の運用
複利とは、増えたお金がさらにお金を生む現象のこと。
積み立て中はもちろん、取り崩し中でも運用を続けていれば複利は効きます。
理論上、3,000万円を年4%で運用しながら、年3%ずつ取り崩す場合
→実質的に1%分、資産が増えながら減る状態をキープできます。
結果、資産寿命が20年→30年以上にのびる可能性があります。
⚠️ 毎年安定して4%の運用益が得られるわけではありません。市場の変動により、実際の運用成績は上下します。あくまで理論上のシミュレーションとしてお考えください。
まさに、減らすと増やすのハイブリッド家計術です。
年1回のバランス見直しで将来が変わる
資産のバランスって、実は放っておくと勝手に崩れちゃうんです。たとえば、
- 投資信託が好調だと、リスク資産がどんどん増えて偏る
- 逆に暴落が起きれば、預貯金だけが増えて守りすぎになる
このまま放置すると…
- 気づかないうちにリスクを取りすぎて安値売りしてしまったり
- 逆にチャンスを逃してお金が眠ったままになったり
だからこそ、年に1回くらいは預貯金と投資信託のバランスはどうなってるかを確認してみてください。
もしズレていたら…
- 預貯金が増えてたら、ちょっと投資信託を買い増す
- 投資信託が増えすぎてたら、ちょこっと現金に戻す
これが、いわゆるリバランスです。
特に暴落が起きたときこそ、リバランスがめちゃくちゃ頼りになります。
資産全体の3%だけ取り崩しながら、下がった分の投資信託を買い増してバランスを戻す。
これだけで、焦って売るのを防げますし、むしろ底値買いができます🙆♀️
暴落時って「何もしない」のが正解ってよく言われますけど、整えるだけで未来の安心度が段違いになります。
「使う」と「育てる」が共存する時代
「老後資金=使ったら減る」と思っていた方には、目からウロコかもしれません。
でも、新NISAでは使いながらも資産を増やすことができます。それは、非課税のまま運用できるというルールがあるからこそ。
つまり、育てたお金を減らさず、上手に使う未来が設計できるということです。
5. 減らすのが怖い心理的ハードルを乗り越える
せっかく育てたお金を、使うのが怖い
これは本当によくある悩みです。
投資で資産が増えたのに、いざ使おうとすると「減るのが怖くて、使えない…」という声が後を絶ちません。
でもこの使うことへの不安を乗り越えなければ、せっかく貯めたお金が活かされないまま、人生が終わってしまうかもしれません。
貯める癖が使えない不安を生む?
多くの人は、子どものころから「お金は貯めなさい!」と教わってきました。
その結果
- 増やす=良いこと
- 減らす=悪いこと
と、どこかで思い込んでしまいますよね。
でも、投資の目的ってなんでしたか? 将来に使うためですよね。
つまり、減らすことは、目的を叶えること。お金を使うことは、夢の実現そのものなんです。
この視点を持つだけで、資産の見え方がガラッと変わります。
未来の自分にお金を配ると考えてみる
使うのが怖いなら、誰のために使うかを意識してみてください。
たとえば…
- 子どもの教育に👦
- 60歳の自分が旅行を楽しむために✈️
- 80歳の自分が安心して暮らすために🏠
お金を、未来の自分にプレゼントする感覚で使ってみる。それだけで、ただの消費ではなく、意味のある使い方に変わります。
夫婦で話すべきお金の出口と人生設計
お金の不安って、1人で抱えるから大きくなるんです。
特にパートナーがいる場合は、夫婦でお金の使い方を共有することがとても大切です。
たとえばこんな会話をしてみてください✨
- 何歳で仕事を減らしていきたい?👩💻
- 毎月いくら使えると安心?👛
- 暴落がきたらどうする?📉
こうした会話を重ねている夫婦ほど、お金への不安が少なく、出口戦略にもブレがありません。
貯める力と、使う勇気。両方そろって資産は完成する
資産運用は、ただのマラソンじゃありません。もっと言えば、使い切ることもまた立派なゴールなんです。
- コツコツ積み立てて
- 賢く取り崩して
- 自分と家族の幸せに変えていく
そのためには、使う自分を許す勇気が必要です。これがあるだけで、お金がもっと味方になってくれるはず。
6. 教育費も老後も両立する家計術
教育費も心配。老後も不安。どうすればいい?
そう思った方、大丈夫です! 両立は可能ですし、むしろ今だからこそ始められる先回りの家計設計があります。
ここでは、20〜30代の既婚女性が「NISA×家計」で実践できる、出口に強い家計のつくり方を紹介していきます。
教育費と老後資金、どうやって両立する?
- 教育費=10年以内に必要になるお金
- 老後資金=20年、30年先に必要なお金
つまり、時間軸がまったく違うんです。だからこそ、分けて考えるのがコツです。
時間で分けるお金の使い分け
新NISA(2024年開始)で教育費も老後資金も備えられる!
つみたて投資枠:年120万円(月10万円)
成長投資枠:年240万円
生涯投資枠は1,800万円!いつでも非課税で引き出し可能です🙆♀️
従来なら「教育費=現金で備える」が王道でしたが、今は新NISAの非課税メリット+長期運用を使えば、教育費にも十分対応できるんです。
- 10年あれば、つみたて投資のリスクはかなり低減
- 途中で必要になったら、いつでも引き出せる柔軟性も◎
あなたの年齢だと、月いくら積み立てればいい?
「老後資金が必要なのはわかった。でも、具体的に月いくら積み立てればいいの?」
そんな疑問にお答えするのが、この早見表です!
以下の表は、65歳時点で目標金額に到達するために、何歳でいくら積立完了(運用益含む)しておけばいいかを示しています。
年齢別NISA積立額のゴール(単位万円)
| 年齢 | 2,000万円 (月10万円分) | 3,000万円 (月15万円分) | 5,000万円 (月25万円分) | 1億円 (月50万円分) |
|---|---|---|---|---|
| 20歳 | 223万円 | 334万円 | 556万円 | 1,113万円 |
| 21歳 | 234万円 | 351万円 | 584万円 | 1,169万円 |
| 22歳 | 245万円 | 368万円 | 614万円 | 1,227万円 |
| 23歳 | 258万円 | 387万円 | 644万円 | 1,288万円 |
| 24歳 | 270万円 | 406万円 | 676万円 | 1,353万円 |
| 25歳 | 284万円 | 426万円 | 710万円 | 1,420万円 |
| 26歳 | 298万円 | 447万円 | 746万円 | 1,491万円 |
| 27歳 | 313万円 | 470万円 | 783万円 | 1,566万円 |
| 28歳 | 329万円 | 493万円 | 822万円 | 1,644万円 |
| 29歳 | 345万円 | 518万円 | 863万円 | 1,727万円 |
| 30歳 | 367万円 | 544万円 | 906万円 | 1,813万円 |
| 31歳 | 381万円 | 571万円 | 952万円 | 1,904万円 |
| 32歳 | 400万円 | 600万円 | 999万円 | 1,999万円 |
| 33歳 | 420万円 | 630万円 | 1,049万円 | 2,099万円 |
| 34歳 | 441万円 | 661万円 | 1,102万円 | 2,204万円 |
| 35歳 | 463万円 | 694万円 | 1,157万円 | 2,314万円 |
| 36歳 | 486万円 | 729万円 | 1,215万円 | 2,429万円 |
| 37歳 | 510万円 | 765万円 | 1,275万円 | 2,551万円 |
| 38歳 | 536万円 | 804万円 | 1,339万円 | 2,678万円 |
| 39歳 | 562万円 | 844万円 | 1,406万円 | 2,812万円 |
| 40歳 | 591万円 | 886万円 | 1,477万円 | 2,953万円 |
| 41歳 | 620万円 | 930万円 | 1,550万円 | 3,101万円 |
| 42歳 | 651万円 | 977万円 | 1,628万円 | 3,256万円 |
| 43歳 | 684万円 | 1,026万円 | 1,709万円 | 3,418万円 |
| 44歳 | 718万円 | 1,077万円 | 1,794万円 | 3,589万円 |
| 45歳 | 754万円 | 1,131万円 | 1,884万円 | 3,769万円 |
| 46歳 | 791万円 | 1,187万円 | 1,979万円 | 3,957万円 |
| 47歳 | 831万円 | 1,247万円 | 2,078万円 | 4,155万円 |
| 48歳 | 873万円 | 1,309万円 | 2,181万円 | 4,363万円 |
| 49歳 | 916万円 | 1,374万円 | 2,291万円 | 4,581万円 |
| 50歳 | 962万円 | 1,443万円 | 2,405万円 | 4,810万円 |
⚠️ 注意点
・この表は年利5%で運用できた場合の試算です
・実際の運用成績は市場環境により変動します
・あくまで参考値としてお考えください
引用元:アセットマネジメントONE
この表の使い方
- 積立を完了したい年齢(45歳など)の行を見る
- 目標金額の列を見る
- 交差する数字が「その年齢で積立完了(資産残高)すべき金額」
例1:今30歳で老後3,000万円を目指す場合
・45歳時点で1,131万円まで積み立てる
・30歳から45歳までの15年間で達成
・月々約42,500円の積立(年利5%で運用できた場合)
※現金貯金なら月6.3万円必要ですが、投資ならもっと少額で済みます。
例2:今50歳で老後3,000万円を目指す場合
・55歳時点で2,046万円まで積み立てる
・50歳から55歳までの5年間で達成
・月々約30万円の積立(年利5%で運用できれば、新NISAの上限枠月30万円でギリギリ達成可能)
インフレ(物価上昇)が続くと、老後はお金の価値が今の半分になっている可能性も。目標金額は少し多めに見積もっておくと安心です。
65歳〜100歳で使える月額の目安
- 2,000万円 → 約10万円/月
- 3,000万円 → 約15万円/月
- 5,000万円 → 約25万円/月
- 1億円 → 約50万円/月
この数字を見て、「意外といけるかも!」と思いませんか? 大切なのは、早く始めて、コツコツ続けること。それだけで、老後の不安は確実に小さくなっていきます。
NISAと家計簿はつながっている?
出口戦略を成功させるには、家計簿の見直しが地味に効きます。
なぜなら家計が安定すれば、投資を取り崩す回数が減る → 資産が長持ちするから。
たとえば、こんな工夫がオススメ⇣
- 予備費としてサブ口座をつくる(暴落時の避難所に)
- NISAの取り崩し額を生活費の一部に組み込む
- 旅行用・医療費用など目的別ミニ家計簿をつくる
こういったちょっとした仕組みで、なんとなく不安だった投資の出口が、自分で動ける計画に変わっていきます。
増やす・守る・使うがつながる家計デザイン
理想の家計って、実はすごくシンプルです!
- 増やす(NISA・つみたて投資)
- 守る(生活防衛資金・保険・現金)
- 使う(出口戦略・家族の未来)
特に、使う設計がある家計は、迷いが少なくて、日々の選択にも余裕が生まれます。
出口のある家計は、将来の安心感だけでなく、今の生活の安定感にもつながるんです。
安心して使えるお金があると、未来の自分が自由になる
老後のためにせっせと貯めたお金。それがあるのに「使えない」と悩む未来は、ちょっともったいないですよね。
教育費も老後資金も、いつ・何に・いくら使うかが見えていれば、心はずっと軽くなります。
その設計は、20〜40代の今だからこそ、柔軟にできるんです。未来の自分が自由に動けるように、今こそ出口から逆算する家計術をはじめてみましょう。
まとめ:お金の出口が見えると、人生はもっと自由になる
- 出口戦略は「お金を安心して使う」ための設計図
- 定額法・定率法を知れば、資産を減らさずに使える
- 暴落への備え(現金・生活レベル調整・リバランス)がカギ
- 育てながら使うには、複利と資産配分の見直しが重要
- 心理的な壁は「未来の自分に使う」と考えると乗り越えやすい
- 教育費と老後資金は時間軸で分けて管理すれば両立可能
- 旧NISAをお持ちの方は、非課税期間の終了時期を確認して計画的に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が、あなたの家計と未来設計に少しでも役立てば嬉しいです!
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